介護老人保健施設 あさひホーム - 山梨県韮崎市 社会福祉法人あさひ会

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謹んで初春のご祝辞を申し上げます

旧年中は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます.これもひとえに皆々様のご支援の賜物と感謝いたしております。本年も一層の変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

平成28年 元旦   社会福祉法人あさひ会  理事長 山本信

朝日に輝く八ヶ岳をバックにあさひホームと韮崎旭温泉です。

元旦は素晴らしい快晴に恵まれ当施設近郊の桃花橋ループ(南アルプス市)で初日の出の撮影に成功致しました。

この場所は富士景観100景にも選ばれており富士山や甲府盆地を一望できる素晴らしい場所です。

かぎろひ』:夜明け前の激しく冷え込んだ東の空に観られる素晴らしくきれいな光をいいます。これは万葉集の柿本人麻呂の歌で「東(ひがむし)の野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月かたぶきぬ」から名付けられています。要約すれば「東の野原を見れば空を真っ赤に染めていままさに朝陽が昇ろうとしている。振り返って西の空を見ればまだ月が沈まずに残っている。」という意味ですがそこに込められたのは単純な情景歌ではなく、当時の時代背景を考えると持統天皇の子で軽皇子の父、草壁皇子が天皇の位を継ぐのを目前にして689年に27歳で夭折してしまいました。持統天皇の期待はまだ幼い孫の軽皇子にかかることになった背景を考えると、新しい時代の曙を迎えつつある今古い時代は過ぎ去ろうとしている感懐と輪廻転生、魂の復活をも期待される壮大なロマンがこの歌に込められていることを知り、またこの言葉との運命的な出会いを思った時、改めて自然の素晴らしさ、自然から感じる人間の奥深さを感じました。

平成28年元旦の初日の出は快晴の天候と右に富士の姿とを望む場所に恵まれ素晴らしい体験ができました。この撮影場所は多くの人々で賑わっており、改めて私を含めて大いなるものに対する人々の気持ちを確認したところであります。本年は当施設にとって変化の年であり希望を持って進んで行きたいと思っております。本年も宜しくお願い申し上げます。