4月の介護報酬改定は2.27%のマイナス改定となり施設経営は激しさを増すなかで、施設利用者への対応も含めて施設の力が試される時代にこれから入って行くと予想されます。当施設では可能なかぎり施設運営に関わるコストを見直し施設利用者も含めた取り組みのひとつとして、ゴミのコストコントロールに取り組んでおります。
施設内で排出される「ゴミ」を再度確認し感染の恐れのないゴミをこのようなハサミを使用して細かく切り分けゴミ袋の排出量を極端に減らすことができます。また本来捨てるはずのゴミに対して意識を向けることにより、施設内のいろいろな分野にも意識を向ける効果が期待できます。
ゴミのコストコントロールに取り組む利用者です。単純にゴミをハサミで細かくするだけの作業ですが、実際にこの作業を行っている職員や利用者によりますと、この作業は「奥が深い行為」ということを感じているそうです。単純作業であるがゆえに神経を集中しやすく、「禅の境地」にもつながる大脳皮質を使用しない瞑想状態に入りやすいと考えられます。世界でも注目されている東洋の叡智「ZEN」が作業する人から感じられます。