11月12日(水)に第17回 山梨県介護老人保健施設大会がベルクラシック甲府に於いて行われました。午前中は公益社団法人全国老人保健施設協会 理事老人保健施設 創生園 理事長 高椋 清先生による「老健施設の中期ビジョンと現場ケア」の講演があり午後から各施設の演題発表がありました。あさひホームでは、演題:「ラブ♡がやって来た!」 副題:「人が動物(犬)とともに暮らすことの豊かな効果を考える」ということで山本ラブが当施設に就任した内容と効果を介護職員 横内尚 氏が発表しました。
山梨県老人保健施設協議会 会長 恵信ケアセンター 理事長 横山 宏 先生の挨拶です。我が国の高齢者人口は増加の一途を辿っており2025年(平成37年)にはいわゆる団塊の世代の方々が75歳を迎える2025年問題があり、迫りくる多死時代の到来に向けて、国は、一中学校の範囲を仮定して地域包括ケアセンターを構築し、そのエリア内での「地域完結」、「在宅・在所期間の短縮」、「在宅復帰率の向上」、「在宅医療の推進」を協力に養成してきている現実のなかで今まで以上に老人医療、ケア、リハビリや各種関係職種や各関係施設間の緊密な連携を取り合って地域包括ケアセンターを構築しなければならないのですが、地域格差もあり容易なことではないと思われます。私たち老人保健施設が、刻々と迫りくる「少子多死時代」に対応し、地域包括ケアの拠点となって、今以上に緊密な連携を保ち、高齢者への尊厳を保持しながら、さらにご家族の理解と地域の方々の温かいご支援、力強いご協力を頂きながら自助、互助、共助、公助を基本として、連携を一層強固にし高齢者医療、介助、福祉の向上のためにこの難局を乗り切って行きたい。との決意を挨拶されました。病弱だった幼い日、「健康になったら医者になって恩返しを」という、両親の思いを受け止め、山梨の医療の創草期から87歳の現在に至るまで、医療の最前線で活躍する横山会長の言葉には私たちも身が引き締まる思いがいたしました。
公益社団法人全国老人保健施設協会 理事 、老人保健施設 創生園 理事長 高椋 清 先生による「老健施設の中期ビジョンと現場ケア」の講演がありました。
午後から2会場4セクションに分かれて27施設の発表がありました。あさひホームでも「山本ラブ」の発表が午後2時40分頃から10分 間行われました。午前10時からの開会式からその後行われた講演も私たちと一緒に参加し慣れない場所でよく辛抱していた姿は胸を打つものがありました。